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埼玉県産業振興公社が主催している第6回産学連携技術シーズ発表会【農業・食品・化粧品に利用される技術】(令和5年3月20日~3月29日)で秦田勇二教授が講演しました。講演タイトルは「微生物の有効利用について」です。

 

講演要旨:地球上には約300万種類の微生物が存在しています。しかしながら、これまでに機能が調べられている微生物は僅か1%であり、残り99%は能力未知の微生物たちです。人類は(僅か1%に含まれる)微生物を利用することで、お酒、ヨーグルト、パン、味噌、醤油などを作ったり、抗生物質などの医薬品を開発してきました。したがって、いまだ手付かず「99%」の微生物がスクリーニング源だと判断すると、人々の生活をさらに豊かにしてくれる微生物の発見が大きく期待できる訳です。私ども微生物応用研究室では、そのような有用な微生物(或いはそれが持つ有用遺伝子・酵素など)を日々探索しています。講演では、その研究事例を紹介します。

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