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微生物応用研究室の卒業生からのメッセージ

廣川美海さん

2023年3月卒業 → 株式会社マンナンライフ

 私は秦田研究室を卒業し、「蒟蒻畑」でお馴染みの (株)マンナンライフに就職し、開発部門に所属しております。地球上には300万種類の微生物がいて、その能力が明らかとなっているのは僅か1%で残り99%は未研究の微生物であるというお話を秦田先生の授業で学んで、微生物の研究とその可能性に強い興味を持ちました。秦田研での卒業論文研究では、化粧品素材を作る微生物の開発に関わる研究をしました。秦田先生に色々アドバイスを頂きながら、楽しく卒論研究を遂行することができました。

小山歩実さん

(2020年3月卒業 → 資生堂株式会社)

 私は秦田研究室を卒業後、資生堂に入社しました。お客さまの信用にもつながる安心で高い品質を保つために、品質管理部門で活躍し良い品をお客さまに届けていきたいです。秦田研究室では食に興味があったため、乳酸菌について研究しました。先ず、市販されている製品から乳酸菌を単離し、それらの性質を解析することで、現在利用されている乳酸菌の特徴を把握し、これを手掛かりに新たな乳酸菌の探索・開発を行うという目的で研究を進めました。秦田先生は私たちに自ら考え行動するチャンスを多く作ってくださるので研究室での経験は社会でも応用できると思います。

ハン​ ガイトウさん

2023年3月卒業 → 信州大学大学院進学)

 秦田先生の授業で微生物は小さいのにいろいろな能力を持ち、産業利用されていることを知り、微生物は面白いと思って秦田研に入りました。秦田研で有用物質である抗生物質を生産する微生物の探索を行い充実した1年間を過ごしました。新しいことの提案はいつも「やってみよう」とおっしゃっていただき、アドバイスもたくさんいただきました。現在は信州大学大学院で微生物が生産する酵素について研究を行っています。微生物は嫌がる存在ではなく、役に立つ存在が沢山!という認識を人々にしていただくように目指しています。これからは秦田研で学んだことを活かし、もっと頑張っていきます。

萩原 祐希さん 

(2020年3月卒業 → ハルナプロデュース(株))

 

 

 

 

 

​ 現在の職場では商品開発部門に所属し、新商品(飲料)の開発を目指して、毎日取り組んでおります。秦田研では「納豆菌を用いて有用酵素を大量生産させる」ていうテーマ内容の卒論研究をしました。納豆菌は納豆を作るために使われる微生物です。従って、昔から人々の食経験が豊富で安全性の高い微生物であると言えます。この納豆菌に、高価な酵素を生産させるための研究をしました。試行錯誤を繰り返した結果、ある日突然、ねらい通りの改良体が取得できて、とても嬉しかったのを覚えています。秦田先生のもとで研究する楽しさと自分で考え行動する大切さを学びました。

富田 紗月 さん

(2021年3月卒業 → (株)富岡食品)

 

 

 

 

 

​ 人々の役に立つ研究がしてみたい!そんな思いから秦田研への所属を決めました。私は、ヒトの皮膚に存在している“表皮ブドウ球菌”によって生じる問題を食品で解決できないか?という意味合いの研究をしていました。新規テーマであることから、多くの問題にぶつかりましたが、先生からのアドバイスや仲間のアイデアで少しずつ解決していくことができました。その経験から現在は品質管理室に所属しており、細菌検査や理化学検査、食品表示の作成など日々製品の安全を担保する仕事に就いています。何か挑戦してみたい!楽しいことがしたい!仲間と一緒に研究がしたい!と思っている方は秦田研へ来てみてください。きっと何か見つかるはずです。

岡 恭一郎 君

(2018年3月卒業 → 筑波大学大学院進学)

   私がこの微生物応用研究室に入ったきっかけは大学3年生の時に受けた秦田先生の授業「微生物ウイルス学」です。微生物が持っている様々な性質や微生物の産業利用に関して学んだことにより、微生物について強い興味と関心を持つようになり、この研究室に入りました。研究室では勉学や研究だけでなく、人との付き合い方など社会人にとって必要な事も学ぶことができました。現在私は筑波大学の大学院で引き続き微生物の研究を行っています。埼玉工業大の微生物応用研究室で学んだことを活かして、新たな環境でも日々頑張っています。

西野ひかる 君

(2022年3月卒業→ 川越市立武蔵野小学校教諭

 私は現在川越市で小学校の先生をしています。秦田研究室では抗生物質を生産する放線菌という仲間の微生物を自然界から探し出すという研究に携わっていました。効率よく放線菌を探す方法を幾つか試して、良い方法(改善法)を見つけることができました。新たに発見した微生物に名前をつけて、世界中の誰もが閲覧できる便利なデータベースに遺伝子情報などを登録することができました。微生物はライフサイクルが速いので重要な実験は何度も繰り返して再現性をしっかり取ることができます。私はパソコンの操作が得意だったため、放線菌の遺伝子情報の解析や、遺伝子情報をデータベースへ登録する作業などで活躍することができ、楽しい研究室生活でした。

 

 

茂原 和博 君

(2018年3月卒業→ 行田市立長野中学校理科教師)

   私は秦田研究室を卒業し、 現在中学校で理科の先生をしていいます。もともと、卒業後は教師になると決めていたため、 研究室での研究内容は、 いつか生徒に話せる身近なものがいいと思い、「 ぬか漬け内の乳酸菌」について研究しました。秦田先生は「 面白い、やってみよう」とおっしゃり、たくさんの研究アドバイスを頂きました。おかげで私は今、 生徒に胸を張って大学時代の研究の話をしています。教師を志す高校生の皆さん。 4年間の大学生活で色々な事にチャレンジし、 たくさんの経験を積んでください。 その経験がいつか教師としての大きな武器になるはずです。

長岡君写真
小山さん写真
廣川さん写真
西野君写真
ハンさん写真.
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卒業生集合写真2017

2017年度卒業生

卒業生集合写真2018

2018年度卒業生

卒業生集合写真2019

2019年度卒業生

卒業生集合写真2020

2020年度卒業生

2021年度卒業生

2021年度卒業生

2022年度卒業生

2022年度卒業生

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